
骨董品を取り扱わせて頂く、 貴重なお仕事をさせて頂いているのですが、 元々、古美術品や骨董品、 日本や中国、ヨーロッパなどの伝統工芸や 芸術作品が好きでして、 お仕事から離れたプライベートな時間でも、 やはり素敵な骨董品に目が奪われてしまいます。 つい先日の事ですが、私用で出掛けた際に、立ち寄ったお店で、 ある女性が、金属の板を曲げて作ったような、 素朴で素材感が強い、面白い器を手に持ちながら、 「これはお花を活けたら、かわいい!」 と、目をキラキラさせて、お話していらっしゃいました。 お店の人も、お花を活けると言う発想は無かったようで、 華道具に使われることに驚いておられました。 確かに、花瓶と言った、お花を活けるための器と申しますより、 何か、工業用の部品を入れるような、金属製の入れ物のようで、 花器として作られたわけではなく、 おそらく違う目的で作られたのでしょうが、 本来の使い道は、お店の方も分からないようでした。 大きく分類しますと、金物でしょうか。 確かに、大きなサイズでしたので、植木鉢にしたり、 剣山を置いて、水を張り、お花を活けますと、 大きな広がりを持たせることが出来ますので、 ダイナミックなフラワーアレンジメントが 楽しめる出来る、個性的な花器になると思いました。 この器が、花器になると考えましたこと、 そこに着眼されたその女性は、 とても感性が豊かで、自身の強い個性を持たれており、 発想力が優れている方なのだと感じました。 お店の一角に、他の物と一緒に置かれておりましたら、 それを花瓶にして、花を活けてみようとは、 なかなか思わないかもしれません。 器を見て、その形状から、実際にお花を活けた姿を想像し、 作品の完成イメージを膨らませることで、 始めて、その器が花器として求められますので、 普通に花瓶を探すのではなく、花器となりうる あらゆる器に目を向けられているのかなと思いました。 ある人が好きなデザインでも、 残念ながら、ある人には必要のない物かもしれません。 自分には使いやすい花瓶も、 人にっとっては使いにくい花器であることも。 どんな花器でも買い取ってもらえるの? こんな花瓶、売れるのかしら? 華道具には、どれくらいの買取り価値が有るのだろう? 花器を売りたい、華道具を買い取ってくれるお店を知りたい、 花瓶の売却をお考えの際、疑問に思われることも多いかと存じます。 人の好みは、多様性に富んでおります。 人には個性がございますので、 お客様がご不用と思われる華道具でも、 花器を必要とし、求めている人がいらっしゃいます。 お道具は多い方が好まれ、バリエーションに富んだ方が、 人とは被りませんので、ぜひ花器をお売り下さい。 華道具の専門買取、花器の専門買取いたします。 骨董買取市場は、買取専門店でございます。 高価買取、お任せ下さいませ。 様々な花器のご売却のご相談は、お気軽にお問い合わせ下さい。 お客様にとって良き買取りの御縁を、 心よりお待ち致しております。有難うございました。 |